チェコ共和国の西部、豊かな森と湖に囲まれたボヘミア地方で古くから盛んに作られていたガラス製品は、18世紀に開発されたクリスタルガラス技術によってヨーロッパ王侯、貴族達に愛され高い名声を得るようになります。ボヘミアの職人たちが持つ伝統的熟練技術、勤勉、忍耐力、創造性等の力により、今日 ”500PK” と呼ばれるゴージャスなレース模様のカットデザインが、1929年 プロスト ジェドニーク (L. Prostrednik) によって発表されるや、その評価はヨーロッパはもとより世界中の人々にハンドカットクリスタルの代表作として認められ、今も愛し続けられています。 |